13Jun
骨盤や背骨をはじめとする骨格の歪みは、生まれつきのことはほとんどありません。
骨盤や背骨が歪む、よく言われる原因は、例えば
1.足を組む
2.荷物を同じ側でいつも持っている
などと言われます
確かに、それは大きな原因の1つです
それ以外にも、こんなことが歪みを生む原因の1つとなっています
セラピストなら、知っていると便利だと思いますので、紹介しますね
骨盤背骨が歪む原因 その1,背筋が伸びていない
お客様に姿勢指導をするのですが、ちょっと意識して頂くだけで、背筋がぐっと伸びます
いつも、背筋を伸ばしていない、
だから、背骨や骨盤がくねくねと歪むことが、原因の1つ、と考えられます
どういうことか、というと、
背骨や骨盤は、固体としてその形は変形はしないですよね?
身体の動きに合わせて大きさが変化しているわけではありません。
一つ一つの骨が、人の身体の動きに合わせて動いているので、伸びたり縮んだりするように感じますが、骨としての大きさは、一定。
背筋が伸びていない状態では、骨一つ一つが詰まっていきます
そして、詰まったうえに、行き場がなくなる、
すると、ねじれるように左右に動いて、くねくねと曲がるのです、
骨にとっては、窮屈に違いありません!
それの状態が、いつもそのままだとしたら?
くねくねとした状態が固定されてしまう、というわけです。
なので、背骨の歪みを整えたいなら、
1,施術で1つ1つの骨を丁寧に整える、
2.お客様も背筋を伸ばして過ごしていただく
ことが大切になります
骨盤背骨の歪みの原因 その2,足元が歪んでいる
骨盤や背骨は、立った時、脚に乗っている状態です
脚の関節が、左右で違った歪み方をしている場合、左右の長さが異なってきます
もっと細かくみてみましょう
1,足のアーチ
足には3つのアーチがあります
現代人は、このアーチがつぶれているケースが多いんです
このアーチが崩れると
●外販母指
●足の指の付け根中央に大きなタコができる
●扁平足
などなどが、起こります
更に、足は左右で違っていることがほとんどです。
家に例えるなら、左右の土台が歪んでいるわけです、
なので、その上に立っている(建っている)ものは、当然傾きます
2.足首、踵がずれている
同様に、足首や踵のズレ方が左右で違っています
原因は、日常的な身体の使い方もありますが、捻挫しているケースも多いようです
3.膝・股関節が左右で異なる歪み方
これも、ほとんどの方がこの傾向です。
筋力が低下すれば、これらの足の歪みは、より大きくなっていきます。
まとめ:
骨盤背骨の歪みは骨盤矯正だけでは
足りないこともある・・・
よくあるケースを紹介しました
下半身にそれ程歪みがないならば、骨盤矯正と背骨調整を丁寧にすれば、ある程度歪みは改善できます。
骨盤背骨を整えるだけで効果が出にくい場合は、下半身が歪んでいることが考えられます。
なので、下半身の歪みも改善できると、もっと歪みを整えることができるでしょう。
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