自立してサロンを開業＆成長させたいセラピストのためのサロン運営法

昨夜は、渋谷のオーチャードホールへと、あるコンサートを見に行った。
この日をずーーーっと、楽しみにしていた！

だって、大スキなザハーロワが　踊るんだから！

スヴェトラーナ・ザハーロワは、ボリショイバレエ団のバレリーナ、
世界トップクラスのバレエダンサー。

今回の舞台の演目のひとつに、「瀕死の白鳥」があった。
これは有名な演目だから、ご存じの方も多いと思う。
別のダンサーが踊る「瀕死の白鳥」を、他の舞台でも見たことがある。
映像でも、これまでに　何人かの踊りをみた。

正直に言うと、私はバレエファンではなく、この演目は、あまり好きではない。
人間が死にゆく白鳥を演じる意味が、わからなかった。

でも、すでに引退している、ある有名バレエダンサーが、この演目について、以前、こう語っていたのを聞いて、考えを改めた。

「この演目を踊るたび、自分の死について、考えることができる。
死について思うとき、同時に、
今日この日をいかに生きるか、考えさせられるのです」

そんな深い意味があったなんて、知らなかった。。。

今回のザハロワの瀕死の白鳥は、か弱くて儚い白鳥だと、感じた。
ほんとうに弱々しくて「あっ！」と、自分の手を差し出して支えたくなる。。。。

死は、遅かれ早かれ、皆のもとに　やってくる。
そして、生きている間は、何が起こるかわからない。

ある日、突然、病気が発覚することもあるだろうし、
家族の病気や、友人の死で、自分の生き方をはっと顧みることも、時にある。
それをきっかけに、開業の夢を実現する人も、見てきた。

幸い、私は健康だし、家族は元気。
だけど、私の知人の中には、こんな人もいる。

家族を病気で次々になくしてしまった以前の職場の男性管理職。
育ち盛りの子供が二人居るのに、ご主人が病死してしまった学生時代の友人。
震災で家族が1人犠牲になり、それから家族の不幸が重なり、ご主人まで亡くなり、1人になってしまった友人もいる。

他人事では、決して、ない。

今の自分の幸せに感謝すると共に、精一杯　生きなければ、とも思う。
少なくとも、後悔はしないように。
あれができなかった、これもできなかった。。。で　終わりたくはない。

ザハーロワのバレエを、自分の目で直接　見ることは、夢だった。
ここに来れたことは、本当に幸せだ！　一つ、夢が叶った(^^)

この日のフィナーレ、
今回の出演ダンサーの中で、最も若手の男性バレエダンサーが、
「あぁ、ここで踊れて幸せだ～」という表情をしていた。
彼は、ミラノスカラ座のバレエ学校で学び、ボリショイに入団したらしい。
ボリショイで、叶えたい夢があるのかな。

彼は、ネットで見ていたより、ずっと、イケメンだった!!
楽しみが、ひとつ　増えた♪

 

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