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足裏がかちかちな理由を骨格を見ながら解説

足や足裏がカッチカッチな人っていますよね
まるで板が入っているのか?と想うほど硬い人もいます。

あなたがセラピストなら足つぼとか、リフレをしていて、指がはじかれるような、
ぜんぜん入っていかない、という経験、有るかと想います。
なぜこんなにカチカチなんでしょう?

今回は、
1,足の歪み
2、足裏三つのアーチ
横アーチ、土踏まずの縦アーチ、小指側の外アーチ
3,足裏。足指かちかちな理由
4,カチカチ足をほぐす方法=アーチを整える

について、解説します。

1、足の歪み

足の指も固まって動きが悪く、足裏は指がぜんぜん入っていかない、

どうして、こんなにカチカチなことに?!
って、昔の私は感じたものです。

足裏足指がかちかちな理由を知るには、足のアーチについて知ることです

「足のアーチ」をあなたは聞いたことがありますか?

足裏がカチカチな人は、足裏のアーチもそうですが、足首も歪んでいるお客様がほとんどです

例えば・・・

踵が内側に入っていたり、
又は、
足の甲側が伸びたようになっていたり

あるいは、

両方のつま先が、右を向いていたり。
(こういう方、結構 多い)

なぜ、両方のつま先が右を向いているのか?
これは、下半身、骨盤~股関節、膝関節までもが、捻れちゃってる状態です。
これでは真っ直ぐ歩けないですよね

指が曲がったまま、固まっているというケースもあります。

2,足裏の三つのアーチ

足裏には三つのアーチがあります

横アーチ

横アーチは、足の指の骨を束ねている筋肉によって、成り立っています。
横のアーチがあることで、足指の付け根をアーチ形にして
地面からの衝撃を緩和しています。

この束ねている筋肉が緩んでしまうと、足の指の付け根が開いてしまいます。
指の付け根は、赤で囲んだ部分です

横アーチが崩れると、地面からの衝撃が吸収されず、
かなりの負荷がかかります。
すると、その衝撃から肌を守るために、皮膚が厚くなります。
これが、前足部のタコになります。

そして、横アーチが崩れると外反母趾、内半小指の原因にもなります。
指を束ねている筋肉が機能しなくなるので、指が開きやすくなります
そして、内股、だったり外股で歩いていて、真っ直ぐ指を使わず、ねじって使っていると、
外反母趾などになるというわけです

外反母趾を予防するために、指じゃんけんなど、指の筋肉を鍛えるというのは
このような理由からです。

土踏まず側の縦アーチ

足裏全体をアーチにすることで、地面からの衝撃を吸収することが出来ます。
このアーチがあることで、土踏まずができます。

このアーチがくずれると、扁平足になります

外側の縦アーチ

外側にかかる負担を、このアーチで緩和しています。
土踏まずのアーチと一緒に機能することで、踵からつま先への重心移動がスムーズになります。

ただ、多くの方が外側に重心をかけすぎているので、崩れているケースがほとんどです。

足裏は、この三つのアーチが一緒に機能することで、三脚の役割を果たし
カラダと比較してこんなに小さな足裏でも、立ったり歩いたり走ったりできているんですね!

これらのアーチが崩れると、立ったり歩いたり走ったりがスムーズにできません
二本脚の椅子は、自立できません、人は、筋力で補ってなんとかなりますが、
足腰や、カラダへの負担が大きくなると想像できます。

3,足裏、足指かちかちな理由

アーチがくずれているからです。
足指が突っ張る程に、崩れているケースもあります。
これでは、足指はカチカチで、可動域も極端に小さくなります。

このようなケースは、足首からずれていることがほとんどです

アーチが崩れて、足首もずれている、
これでは、カラダを支えるのも大変だとわかりますよね
アーチが崩れると本来なら不要な、カラダを支える別のチカラが必要です。
それが、足や腰の負担となります。

足首が本来の正しい角度で使われず、間違った角度で固まり、その状態のまま使われている、
というわけです。

足首の正しい位置

足首の正しい位置は、真正面より外側に15度と言われています。
両足で立った時、カカトはつけて、つま先は握り拳一個が入るくらい開くのが理想です。

その足首の位置が正しくなれば、足指は自然と正しい位置に戻ります。

ですが、足の指も、既に間違った角度で固まってしまっているケースがほとんどです、
だって、全体重が小さな足にずしんとかかるわけです
歩いたり走ったりすると、体重の1.2倍~3倍が足裏にかかります。
そう考えると、足ってなんていじらしく耐えていることか、と、いとおしくなりませんか?

私はお客様の小さな足がひどく歪んでいると、ここまで耐えて、なんて頑張っているんだろう、
と、せつなく感じます・・・・

ほんとうに寡黙で、働き者なんです、足は。
ぜひとも、いたわって上げてください。

4,カチカチ足をほぐすには?

足首や足の骨は既に間違った角度で固まってしまっている状態です、
ですので、正しい可動域に戻すよう手を貸してあげないと、足首や指の歪みは改善できません。

その場合は、通常のリフレや足つぼでなく、足の骨格にアプローチする別の方法が必要です。

まずは足首です
多くが、内側に踵が傾いている状態です
足の骨は、これだけあります。


割と自由に動くので、脚の形が変形しやすいのです。

全体重の重みで、足首に近い足の骨は、歪んだまま押し固められている状態、
この足首の傾きを整えれば、本来の骨同士のゆとりが取り戻せます。
骨格を知ることで、足の踵の傾きを整える事はできます。

そして、足の指です。
指は、見えていない筋肉で包まれた部分まで、骨が繋がっています


足のアーチが崩れている場合、
その指の骨、一本一本は、真っ直ぐでなく、あちこちバラバラの方向をむいていることが多いです。

もう、固まってしまって、本来の位置に戻れずにいるのです
固まった関節の可動域を広げるようにすると、本来の位置に戻りやすくなります。
また、指の付け根が跳ね上がっているような形で固まっているので、これを元の角度に戻すようにします。

これで横アーチは有る程度、回復できます。
ただ、毎日、全体重がずしん須ずんとかかるので、数回ではすぐに元の状態に戻ってしまいます、
ですが、定期的に継続することで、少しずつ回復できます。

足裏に必要以上に負担がかかるケース

脚の骨格が歪んでいると、足裏の骨格にも、かなり影響がでます。
実際、アーチが崩れている方は、エックス脚やO脚です。

足裏のアーチを取り戻すには、脚の歪みまで改善したほうが効果的です。
実際に、上半身と下半身の身体の軸を整えると、カチカチの足裏が、すごく柔らかくなるんです。
足裏だけの施術では、一時的な対象法になることと知っておいてください。

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セラピスト塾の目的

1,お客様の悩みの解決をお手伝いできる、セラピストを育成する
2,セラピストという職業のやりがいアップ、収入アップを図る 



ダイエット製品関連企業、外資製薬企業などで、マーケティング・企画・販促業務に携わる。会社員時代、ストレスによる体調不良からアロマテラピーに助けられ、サロン開業に至る。アロマやリラクゼーションでは効果が出ないお客様をなんとか改善したいと、骨格矯正を学び、その効果の高さに感動、より高いレベルを目指し、骨格矯正とアロママッサージを融合した、独自テクニックを開発。

リラクゼーションにとどまらない、効果を出せるテクニックを、同じ志を持つセラピストに伝え育てることで、より多くのお客様に貢献できると気付き、セラピストの育成も開始する。サロン経営15年、施術実績のべ4700人を超える。



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