4Apr
先日、ある新規のお客様から、ご予約が入りました
メールには、
「むくみやすくて、身体も頭もいつも重い。特に、下半身やせしたい」というような内容がありました
お身体や頭の重さを常に感じているなら、本当なら全身メニューをおすすめしたいところですが、ご本人は下半身を痩せたいという意向。。。こんなとき、どうしましょうかねえ?
さて、ご予約当日。
さっそくカウンセリングシートにご記入いただき、いろいろ伺ってみました
すると、メールでは、「下半身を細くしたい」といっていたのに、カウンセリングシートには、「以前のように意欲的に働きたい」、に変わっていました。
カウンセリングシートに記入していく内に、ご自分の本当の悩みが わかったのかもしれません。
そしてお話を色々伺って、「では、メニューはどれにしましょうか」、とメニューの説明をしました、
もともとは、脚を細くしたいということだったので、お脚のメニューからご説明しました
でも、このお客様は、お顔がパンパンにはっていて、頭が辛そうだったので、「こちらのメニューは、頭部もほぐしますよ」と、お脚ではなく、全身のメニューのご説明をしました
そうしたら、お客様の目がぱっと開いて、「じゃ、それにします!」と迷うことなく決断されました
そして施術後は、なぜか、「顔が違う!今度、フェイシャルをうけたい!」と翌日のフェイシャルの予約を入れていきました!
もともとは、下半身を細くしたかったのに、なぜか、お顔の予約をされていった、
ちょっと考えると不思議ですよね(^^)
なぜ、このお客様の気持ちが変化したのか、、、たぶん、カウンセリングシートに記入しながら、ご自分の本当の気持ちに気づき、その問題を解決したい!と感じたのでしょうね。
そして、施術を受けて、「ここなら私の抱えている問題を解決できそう!」と感じて頂けたのだと思います
お試しや、ちょっとリラックスしたい、というお客様にも、サロンに予約した本当の理由がある
本当は、疲れていて、定期的なケアが必要なのはわかっている。
でも続けないのは、ご本人が抱えている問題を認識していなかったり、その問題を解決したい、と思っていないから
あるいは、解決しなければならない程の問題だと感じていないから。
あるいは、施術を受けても、「このサロンなら、私の悩みが解決できそう!」と、感じてもらえない、ということも あるかもしれません。だから、施術はせめて、「続けたら良くなるかも?」と期待できる内容でありたいです。
うまくいくリラクゼーションやエステでのカウンセリングとは?
まず、初回カウンセリングでは、お客様が抱えている本当の問題を浮き彫りにできるかどうか。
「これは、通った方がいいな、通って解決しよう!」とお客様自身に決断してもらえれば、勝手に予約をしてもらえるんですよね。
先に説明したように、ご本人も自分が本当は解決したいことが わかっていないケースが多いんです
先日の別のお客様も、痩せたい、というご希望で、それは本当に痩せたいのだと思うのですが、お伺いしていると、健康上の深い悩みが出てくる出てくる。。。お客様のお顔に、「何とかしたほうがいいかも。。。。」という表情が伺えました。
セラピストが、続けた方がいい、と一方的にオススメしても、お客様にとっては、売り込まれたと感じたり、強くおすすめすればするほど、押し売り的になってしまうこともあるので、気をつけたいところです。
お客様が自分で「解決したい、解決しよう!このサロンなら出来る!!」と決断していただければ、自然と予約していただけるので、そのほうがセラピストにとってもラクですよね
お客様の悩みを浮き彫りにするカウンセリングとは?
今回お客様に書いて頂いたカウンセリングシートは、いろいろ工夫があるのですが、その中の一つを紹介します
お客様がかかえているであろう、悩みを羅列して、当てはまるものに〇をつけて頂くのです、
〇がつけばつくほど、ご自分で思っている以上に自分は状態が悪い、と気づいて頂けます。