自立してサロンを開業＆成長させたいセラピストのためのサロン運営法

あなたは、今、初めて予約したサロンの玄関に立って、
ルームナンバーを確認して、
インターホンを鳴らそうとしています

初めてのサロンです、

どんなセラピストさんなのか、
どんなお部屋なのか、

一応、ブログやサイトで確認はしているけど、
ちょっと不安、というか、そわそわ。。。

 

ちょっと要領の悪いセラピストさんだったら、どうしますか？
大きなマンションの一室だとしたら、、、

 

インターホンで「どうぞ」とマンションに入ったけど、
エレベーターがどこかわからない

部屋がどっちかわからない

部屋の前に着いて、ドアを開けていいのかな？
もう一回インターホンを押すのかな？

インターホン押してみた。。。。

 

「こんにちは！」とセラピストさんに言われて
ドアを開けてもらって部屋に入ったけど、
案内がなくて、どこに進んでいいのかわからず
立ったままで待つ。

 

「どうしたらいいの？疲れていてるから　さっさと案内して欲しい」と、
ちょといらいらするかもしれません。

 

「あっ、こちらにおかけいただいて、
カルテにご記入いただけますか？」

 

やっと座れたけど、即効　カルテ書かされた・・・

 

カルテに記入して、事前カウンセリング受けて、
いよいよ施術、

 

着替えてくださいといわれたけど、
荷物はここでいいの？着替えた洋服はどうすればいい？

何も言ってくれないから、質問したいのに、
近くにいないみたい。。。。

着替えたけど、どうすればいい？・・・・・

 

お客様は、初めての場所で
どうすればいいのか何もわかりません。

心が不安になりますよね、リラックスしたくて予約したんです、
考えたり迷ったりしたくないんです。

 

お客様によってはいらいらしだして、
先回りして質問しだしたり、要望をいってきたりするかもしれません

「ベッドはうつ伏せですか？仰向けですか？」

「ローブは、どうするの？」

 

施術になると、
「そこが辛いんで、しっかりやってください、そこじゃなくて・・・そこ、そこ」

 

（ここからは、あなたはセラピストの気持ちになって読んでくださいね）

 

こんなふうになってしまうと、お客様のいいなりで、
あなたらしい施術や接客ができなくなってしまいますよね

 

お客様をしっかり誘導して、あなたらしい接客をするために

 

今一度、初めてのサロンに来た、という設定で
あなたのサロンの接客フローを見直してみましょう

 

お客様の行動、一つ一つを　書き出してみましょう。

雨の日で傘をお持ちだったら、
「お傘はこちらにどうぞ」と、お伝えする

スリッパを履いて欲しいなら、「こちらのスリッパをお履きください」

部屋に入ったら、「こちらにおかけください」と、誘導する。

 

お部屋に入ったら、
「こちらにおかけください」
「お荷物はこちらに・・・」
「コートはこちらに・・・」

 

お着替えになったら、
お客様はお荷物を持って移動されるかとと思います

 

「お荷物はこのままでお願いします」なのか、
「お荷物はこちらにおいてください」なのか、
お客様がどうすればいいか　お伝えしましょう

「お着替えはこちらに入れてください、ハンガーもお使いください」

下着はどうするかまで、ちゃんとお伝えします
わかりきったことでも初回の方にはお伝えします

中にはお伝えしても、下着つけたまま、という方も
時々いらっしゃるくらいです、ちゃんとお伝えしましょう

 

フェイシャルだけの方でも、足浴に入っていただくなら、
「足浴に入っていただくので、ストッキングまでお脱ぎください」と
お伝えしておきましょう

アクセサリーをつけていらしたら、
「アクセサリーはこちらにどうぞ」など、
行動の一つ一つを誘導します

 

「準備ができたら、お声おかけください」
あるいは
「準備ができたら、こちらにおかけになってお待ちください」
なのか。

 

ベッドに横になるときは
仰向けか、うつ伏せか、顔の位置はどこか、
ローブはどうするのか

 

お客様が悩むことなくスムーズに行動できるように
誘導できると、お客様の不安は取り除かれて、安心でき、
あなたに身を任せてくれます

 

そうすると、あなたの信頼感がアップ！します

 

お客様の行動、一つ一つ、お客様が考えなくていいようになるまで
全て見直してみましょう

スムースでなく、ばたばたしてしまうと、
「このサロン、だいじょうぶなのかな？」と
不信感をいだかせてしまうかもしれません

そうなると、リピートは望めませんよね

 

ちゃんとできると
すごくスムーズな接客ができるようになると思いますよ！