26Oct
あなたは、もしかして
「価格」について、間違った捕らえ方をしていませんか?
経営者なら、「価格」について真剣に考える必要があります
価格は、
物・サービスの価値を 金額で表したもの、
ですよね
では、簡単なチェックをしてみますか
ちょっと想像してみてください
明日は 予約が2件入っています
でも、あなたは とても疲れていて、
一晩眠っても疲れがとれそうもない様子。
そうだ、栄養ドリンクを飲もう!と思いつきます
薬局に行ってみると
500円のものと、1500円のものがありました。
あなたは、絶対 明日には回復したい、
その時選ぶのは。。。。
1500円のほうではありませんか?
そのほうが、効き目がありそうですもんね
仮に、500円のほうを選んだとしたら、
こんな感じですかね?
朝 起きてみたら、やっぱり身体重い・・・
やっぱりダメか、500円のじゃ。。。
1500円のにすればよかった。。。
じゃ、1500円のものにしたら?
「うん、ちょっと いい気がする!」
それとも、ちらっと目に入ったけど
買わなかった3000円のものを思い出して、
「なんか いい気がするけど、、、
3000円のにすればよかったかも。。。。」
みたいな 感じでしょうか、あくまでも想像ですけど。
栄養ドリンクでなくても、他のものでも
絶対 間違いをしたくないとき、
高いものを選ぶほうが 多くないですか?
実際、高いほうが効くのです、
中身が 全く一緒だったとしても。
そういう実験が 実際に行われて、証明されています。
安い痛み止めより、高い痛み止めのほうが効く。
中身が一緒でも。
これ、どこかで聞いたことがあるかもしれませんね、
有名な話ですもんね。
これについては、
私がどうこう説明するより、読んでいただきたい本があります
「影響力の武器」と
「予想通りに不合理」
という本です。
価格についての実験や、
買う側にとっての心理などが書かれていて
ちょっと硬い内容かもしれないですが、面白いです。
私は、読んでいて
価格を1,000円高くするか、どうするか、、、
みたいなことで悩むのって、ばかばかしいかも。。。と
思ってしまいました
先ほどの価格の事例を、
ご自分のサロンに当てはめて考えて見ましょう
自分としては、1万円の価値があるメニューなのに、
お得に受けて欲しいと考えて、5000円にした。
あなたは良かれと思って 付けた価格なのに、
お客様には、「5000円だもん、こんなものね」、と認識されてしまう
一方で、
内装は素敵だけど、アルバイトが施術している近所のサロンの
15000円のメニューの場合は、
お客様は「やっぱり 高いだけあるわね、良かった」と感じる。
技術的には、それほど変わらない、
むしろ、自分のほうがいいのに。
でも お客様にとっては、
「15000円払ったほうが やっぱり効いたみたい!よかった♪」
と思われてるってこと になります
なんか、がっかりしませんか?
すごく、悲しくないですか?
だからといって、
今すぐ あなたのサロンの価格を高くしましょう、
ってことを 言っているのではありません、
価格というものに対して、自分の視点からではなく、
お客様の視点でも、
考えてみたほうが、いい、ということ。
そう 思いませんか?